なぜ今、コンサルタントが必要とされているのか?
近年、コンサル型のビジネスをされている方の重要度は増してきています。
自分の得意なこと、専門的なことでお客さんの悩み・課題・願望を解決する職業が必要とされているということです。
これらを一括りに『コンサル型ビジネス』と言います。
『コンサルタント』を調べてみるとこのようなことが書いてありました。
また、別の辞典を見てみると、
コンサルタントとはビジネスの問題を解決できるように解決策を示したり、助言をしたりする専門家であるということです。
このコンサルタントをうまく活用することが成功する秘訣であり、早く稼ぐ手段です。
成功している経営者の多くは、このように言います「コンサルタントを雇わない起業家・経営者こそ、お金と時間を無駄にしている」
それはなぜなのでしょうか?
目次
コンサルタントの必要性ってなに?
大きく『コンサルタント』の必要性についてご紹介していきますが、コーチや士業、カウンセラーなどもこの中に含まれますので参考にしていただけたらと思います。
コンサルタントは様々な種類があります。
企業向けから個人向けまで、戦略コンサルタントから恋愛コンサルタントなる人まで本当に様々です。
そして、特別な資格も必要ありません。ハッキリ言うとなんでも良いので専門的な知識があれば、需要があるかないかは別にして、誰にでもなることができると言えます。
よく考えてみれば、ほとんどの人がその仕事の専門知識を持っているわけですから、何かのコンサルタントということができます。
誰でもなれると言いましたが、きちんとクライアントに結果を出せて上げることができるかどうかはその専門知識以外のその人の能力です。
具体的にいうと、問題解決能力、聴く能力、クライアントの業界の知識、自分の管理能力、人間力等々と多岐に渡ります。
そのような知識のないコンサルタントは当然ですが、やがて淘汰されていくでしょう。
ところで、あなたが行なっているビジネスでコンサルタントを使う意味はなんであると思いますか?
「自分が知らない知識、ノウハウ、スキルを教えてもらう」もちろんその意味もありますがそれだけではありません。
そのためだけであれば情報社会の今、ネットで調べれば知識は得られ、ノウハウ、スキルは時間をかけてある程度身につければコンサルタントなど使う必要はないのです。
なのになぜこれだけコンサルタントが存在し、コンサルタント使う人がいるのでしょうか?
しかも大手コンサルティングファームになるとそのコンサルティング料はその規模や人数等にもよりますが、1プロジェクトで何百万、何千万、場合によっては何億円もすることも珍しくありません。
それでもコンサルタントに依頼するのです。
ここで、コンサルタントを使う3つの理由をご説明しますがいずれの理由もポイントは「時間」です。
成功している経営者がコンサルタントを使う3つの理由
理由1 時間の創出
例えば、税理士や会計士に毎月の帳簿記入、確定申告や決算の依頼をすると思います。
銀行の信頼どうこうは置いておいて、それは自分でやろうと思ったらできることです。
なので自分でするとします。
しかし、専門知識はないので仕訳の仕方や経費に入れても良いものダメなもの、収入に入れなくても良いもの等々を勉強し、税金の計算も理解して決算書を作らなくてはいけません。
それでも税理士を使わずに自分でするでしょうか?
それでもするという人はいないとは思いますが、いるとすればちょっと危険な考え方です。
家計であればそのような考え方もありかも知れませんがは、ビジネスしている経営者であれば売上を上げることに注力してください。
ちなみに僕は経営コンサルタントです。
専門は、インターネットを使ったマーケティングをクライアントのビジネスに取り入れ売上・集客を自動化させていきます。
しかし、インターネットを使ったマーケティングの専門家なのですが、インターネットの専門知識はありません。
一般的な人と同じレベルだと思います。
しかし、時間を割いてネットの専門知識をつけようとは思いません。そのような作業はすべて外注するのです。
それが得意な人に任せた方が絶対に良いのです。例え専門的な知識を持っていたとしても自分ではやることはしません。
そうやって捻出した時間を、クライアントに会ったり、マーケティングプランを考えたりする時間にあてた方がよっぽど生産的で、結果的にそちらの方が稼ぐことができるのです。
理由2 出来ないことを教えてもらう
たいていの知識はインターネットで検索をかければ、出てきます。
しかし、具体的にどのように手順を踏んで行えばよいか?自分のビジネスにはどの方法が良いか?等は検索しても答えは出てきません。
それが専門的であればあるほどそうです。
事例を1つ紹介したいと思います。ネット集客のコンサルタントを使う前のお話です。
まずインターネットで検索しました。するとネット集客に関する色々な情報が出てきます。
そしてどのようにすればネット集客の仕組みを構築することができるのか・ネット集客の必要性・効果は理解できました。
書籍も購入して読んで、知識はつきました。
しかし、それをやろうを思った時に具体的にどのようにするかわかりません。ワードプレスが良いらしいけど運用の仕方、操作の仕方がわかりません。どのような記事を書けばお客さんは役に立つのか・・・どのような無料オファーを作れば良いのか・・・等々、わからないことはたくさん出てきます。
そうして1つ1つ調べていると時間がいくらあっても足りません。
そして面倒臭くなり結局やらないという選択に落ち着きました。
いかがでしょうか?ネット集客を使い、売上を爆発的に増やせる可能性があるにも関わらず、この人はやらないという選択をしました。
本当にもったいないことだと思います。
あなたの業界でもお客さんを見てみると、こんなことがよくあるのではないでしょうか?
ここであなたのようなコンサルタントを使うとそのコンサルタントが解決策を出してくれますよね。
この事例の場合だと、どのような記事にすれば良いのか?どのような無料オファーを作るのか?コンサルタントが方向性を示してくれ、解決できます。
このようにコンサルタントを使うのと使わないのではかかる時間がまったく違いますし、新しいことにチャレンジすることで成果も出やすいのです。
理由3 戦略の方向性の確認とモチベーションの管理
あなたもセミナーや本を読んだり人から聞いたりして役に立つ情報を得たことがあるかと思います。
その時には、よし!やるぞ!とやる気に満ちているかと思います。いわゆる「モチベーションが高い状態」です。
しかし、この「モチベーションが高い状態」をずっと保てる人はいません。
モチベーションが上がれば上がるほどその反動は大きく、下がるものです。
ポイントは、最初にモチベーションを上げすぎないこととモチベーションが下がっても実行できる仕組みを作ることです。
その1つの手段としてコンサルタントを活用することが必要なのです。
1人では、どうしてもモチベーションが下がった時に上げることが難しくなります。
そこでコンサルタントにモチベーションの管理をしてもらい、戦略の方向性が間違っていないか等の道しるべとなってもらうのです。
これはコンサルタントの役割として重要であると思っています。
コンサルタントを使うべき人と使わない方が良い人
コンサルタントを使うべき人とは、先にも書きましたが投資と効果という概念を理解していて時間を大切に使うことができる人です。
そして、そのような人は成功する可能性が高いです。
事実、成功している人は時間を何よりも大切にしている人です。時間は命と同じという考え方が根底にあるのだと思います。
逆にコンサルタントを使わない方が良い人とは、コンサルタントを雇ったら全部コンサルタントがやるべきであり、手取り足取り教えて欲しい、という考え方の人です。
コンサルタントはあくまで先生役です。経営者は戦国武将でコンサルタントは軍師です。経営者は国会議員でコンサルタントは官僚です。
コンサルタントに丸投げするのではなくて『自分がやる!』という考えを持つことがコンサルタントを上手に使うポイントであり、成功するのに重要なことです。
意思決定をし、実際に行動するのは経営者なのです。
最後に
以上、コンサルタントがなぜ必要とされているのかということをご紹介しました。
もちろん、必要性はコンサルタントの能力・資質・スキル等が備わっていることが前提です。
あなたのようなコンサル型ビジネスをされている方は、ご自分の知識・スキル・ノウハウでお客さんの悩みや課題、願望を解決することが仕事です。
ゆえに、その商品・サービスが目に見えないためその価値が伝わりづらい側面もあります。
見込み客に必要性を感じてもらう手段の一つとして、このような切り口で情報提供してみてはいかがでしょうか?