クックパッドが低迷している理由が、これからの集客の考え方の答えだ!
こんにちは奥です。
クックパッドって知っていますか?
ほとんどの方は聞いたことはあるかと思いますが、日本最大の料理レシピサービスです。
大抵の料理の作り方をここで調べることができ、料理をする人の強い味方ですよね。
私も何度か利用したことがあります。
このクックパッド、2016年には利用者は約6,500万人いましたが2019年にはマイナス1,000万人の約5,500万人に減っている状況です。
要因の1つとして利用者が減っているということは、他の競合他者に取られているということが考えられます。
クックパッドを離れた人がどんなサービスに流れていっているのか?ということ、
「デリッシュキッチン」「クラシル」などといった『料理レシピ動画』です。
つまり、テキストから動画に移行しているんです。
そして、大きな要因はもう1つあります。
それは、人々の消費動向が変化していったということです。
これはどういうことでしょうか?
この記事では、
- テキストから動画に移行している
- 人々の消費動向が変化していった
この2つの大きな変化について、お伝えしていきたいと思います。
これを知ることで、これからどう集客していけば良いのか?ということがわかります。
逆に言えばこれを知っておかないと、これからの集客は難しくなるでしょう。
「動画じゃないと入ってこない」
特に今の20代の方は、YouTubeなどの影響で動画世代であると言えます。
なので、料理の手順が「文字」で紹介されることに違和感があるといいます。
実際に20代の女性の取材によると、
「私たちのようにYouTubeなどの動画サービス慣れしている世代にとっては、調理の手順が文章で書いてあっても頭のなかに“入って”こない。『短冊切りにする』『とろ火で煮込む』などと書いてあっても、具体的な手順のイメージが出来ない人が、周りにもたくさんいます。その点、切り方や次に何をすればいいかなどがわかるレシピ動画はいいですよね」(マネーポストWEBより引用)
動画が当たり前にある環境で育つこれからの時代を象徴していますよね。
これは、若い世代だけに言えることではない
これだけ通信技術が発達し、YouTubebなどのプラットフォームが伸びているということ。そして2020年に4Gから5Gに移行すること。これらを考えると、すべての世代が、
『動画が当たり前』
の時代になっていきます。
なので、あなたのビジネスでも動画を取り入れていかないと自然と集客は難しくなっていきます。
これを文字で伝えていることに矛盾を感じるかも知れませんが「テキストの方が良い」という場合もあります。
・伝える人の属性
・状況
・どんな風に伝わって欲しいのか?
これらを戦略的に考えて選んでください。
かくいう私は情報発信はブログやSNSで行い、動画はメルマガ読者限定でしか配信していません。
これは、
・伝える人の属性
・状況
・どんな風に伝わって欲しいのか?
この3つの要素を考え『戦略的にやっていること』です。
しかしこのような時代になり、そうも言ってられないので、今まで届けれなかった方達に対して情報を発信していくためには、お客さんと最初の接点をブログに加えYouTubeでもやっていくことが必要であると思います。
ということで、ブログはブログで『ある属性の方』に情報を発信していきたいので続けますが、加えてYouTubeでも配信していきますので是非ご覧ください。
SNS検索が主流に!?
何か調べるときに、Googleやyahoo!などの検索エンジンを利用しているかと思います。
私も毎日Googleで何かを検索しています。
しかし今、TwitterやInstagramといったSNSやYouTube内で検索することが多くなって傾向にあります。
私も、
「これはSNSの方が詳しそうだな・・・」「これはYouTubeの方がわかりやすいし面白そうだな」
と思ったらそっちの方で検索します。
クックパッドでの例を見てみましょう。
かつてクックパッドのヘビーユーザーだった30代の主婦の方は、ユーザーの環境の変化を挙げています。
「もはや、レシピは一つのサイト内で調べるものじゃない。レシピを知りたいときは、Twitterやインスタグラムに『茄子 味噌 レシピ』などと直接入力して検索しています。主婦も忙しいし、共働き世帯も増えている。時間をかけて自分の口に合いそうなレシピを探して、丁寧に調理するよりは、SNSや偶然目にした動画で直感的に気に入った料理を作ることの方が、自然になっている。」(マネーポストWEBより引用)
このように、人々の検索の動向が変化しているということです。
SNS・YouTubeを活用していくことが集客につながる
以上の動向の変化を見ると、SNSやYouTubeを活用していかなければこれからの集客は難しくなります。
人が集まるところに露出していく。これはビジネスでの基本です。
人がたくさんいるところと人がいないところ、どちらが集客につながるか?というと人がたくさんいるところに決まっていますよね。
『ニッチ戦略』や『ターゲットを狭く』ということもありますが、そもそも人がいるところに発信していかなければこのような戦略はありえません。
なので、SNS・YouTubeはこれから集客していくには、必須のツールと言えるでしょう。
まとめ
この記事のタイトルにもあるように、クックパッドは主にこの2つが原因で売上が下がっているという状況です。
『動画』
『SNS』
これが今回の肝となる部分です。
そしてその必要性を今回であればクックパッドに学ぶことができます。
『賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ』
と言いますが、
今回のクックパッドの『歴史』に学び、自分の『経験』から学ぶことがないようにしたいですよね。
- テキストから動画への移行している
- 人々の消費動向がGoogle検索からSNSに変化していった
この2つの大きな流れを知っていただき、あなたのビジネスでは何をすれば良いのか?
是非考えてみてください。