成長とは居心地が悪いものである。
コンフォートゾーンという言葉を聞いたことがありますか?
コンフォートゾーンとは「自分の居心地のいい場所」ということです。
抽象的な概念ですが成長するためには必要ですので、一緒に考えてみましょう。
目次
成長するということは自分のコンフォートゾーンの外にいくこと
コンフォートゾーンにいると今自分が持っている力の中で解決することができるので、自分の力をアップさせなくても解決できてしまいます。
要は簡単にできてしまうということになります。
そのほうが人は心地よく、失敗することもないので自尊心を保つことができます。
人はコンフォートゾーンにいるほうが楽なのです。
しかしそれではいつまでたっても過去の自分のままで、成長することはありません。
一方、コンフォートゾーンから一歩外に出たところにラーニングゾーンが広がっています。パニックにならない程度のストレスを感じるゾーンです。(ここではそれが成長につながるゾーンなので成長ゾーンとします。)
成長ゾーンは居心地が悪い?
成長するためにはコンフォートゾーンの外に行かないといけませんが、それは努力しないといけないので大抵の人は自分のコンフォートゾーンを抜け出そうとしません。
成長するということは痛みが伴うものです。
桜は寒い冬に耐えるからこそ春に美しい花を咲かすことができるのだそうです。
つまり冬の寒さという痛みがなければ、桜は花を咲かせることができないんですね。
多少のストレスを与えることで細胞レベルで成長して行くのです。
でも、成長するのは居心地の悪さや痛みを伴うので、自分のコンフォートゾーンにいる人がほとんどなんですね。
成長ゾーンに行く方法は2種類ある
コンフォートゾーンの外に行く方法として、そこに一気に行くこともあればコツコツ努力して行くこともあります。
1.コンフォートゾーン外へ一気に飛び込む
例としては、日常では接することがないような人たちが集まるコミュニティやセミナーに行ってみる。普段行かないようなソムリエがいる高級なレストランで良い食事をする。
これらはドレスコードや振る舞いなどに気を使わないといけないので、多少のストレスがかかり成長させてくれます。
あとは、事務の仕事をしている人が年収1,000万円以上を目指してフルコミッションのセールス世界に飛び込むこともそうです。
あくまで一例ですが、その世界に飛び込むというイメージです。
2.コンフォートゾーン外へ一歩ずつ近く
他方、一歩ずつ近づく例としては
- 年収300万円の人が年収1000万円になるために資格をとったりスキルを磨く。
- セールスの勉強をしたり、訪問件数を増やす。
- 健康的で疲れにくい体にするためダイエットしたり筋トレしたりする。
- アメリカ人の友人を作るため英語を話せるようにする。
このようなことが当てはまるでしょう。
ここに当てはまるようなことは、コツコツ努力を継続しなければいけないことです。
なのでどうしても多くの人が挫折する領域です。
ポイントは、少しでも良いので一歩ずつ前に進むことです。
そうしてコツコツ努力をして手に入れた成果はあなたの財産です。
さらにその過程では人間的にも成長していることと思います。
結局は淡々と努力を継続すること!
結局は、これ以外ないと思っています。
私も含めてですが、もしあなたが成功したいと思うのであればコツコツ努力が結局大事だと言うことを胸に刻んでおいてください。
かといってもう一方が大事じゃないわけではなく、コンフォートゾーン外へ一気に飛び込むことも必要です。
両方をうまく組み合わせていけばいいと思います。
コツコツ努力は結果が出るのが遅く、わかりにくいので継続が難しいのですが結局は成功の一番の極意だと思っています。
楽して痩せる方法だとか・・・
誰でもすぐに年収1億円とか・・・
聞くだけで簡単に英語を話せるようになる方法だとか・・・
情報弱者が飛びつくようなキャッチコピーをたまに見かけますが、
そんな魔法の方法はありません。
コツコツ『続ける』ということができれば、何年か後には必ず違う人生のステージに立っていることでしょう。