埋もれてしまいがちな地方サロンが必ずやるべき3つの集客法
今回は、美容院やエステなどのサロン経営の方に相談されることが多いのでサロンの集客に絞って、記事を書きたいと思います。
サロンと言っても、種類はたくさんありますよね。
その中でも美容院は多くて、僕の故郷の岡山県は現在約3,000店舗あるそうです。
ちなみに岡山県のコンビニの数は約750件ですのでざっと4倍です。
その中でお客さんに選ばれ続けるのは、難しいですよね・・・
普通にしていたら、遅かれ早かれ衰退していくのは目に見えています。
当然、サロンも予約がいっぱいで繁盛しているところとそうでないところがあります。
その違いはどうして生まれるのでしょうか?
結論を先に言いますが、その答えはズバリ集客力です。
この記事では、どのようにすればサロンなどの店舗ビジネスで集客できるようになるのか?
明らかにしていきたいと思います。
目次
地方のサロン集客に必要な考え方
当たり前のように聞こえますが、集客力があるサロンが繁盛します。
・しかし具体的に何をやっていいのか?
・どのような方法が効果的なのか?
がわからないので実際に行動に移せずにいるのか現状ではないでしょうか?
実はそれはそれで当然なんです。
なぜかというと、集客つまり『マーケティング』をきちんと学ぶ機会がないからなんですね。
例えば美容院ですと一昔前は、そんなこと特に考えなくてもオシャレな店舗とオシャレな店員さんがいれば自然とお客さんが来てくれる時代はありました。
しかし、美容院がこれだけ多くなるとお客さんも1年も経たないうちに他の新しい美容院に行ってしまうのです。
それはなぜか?
実は多くの場合「対応が悪かった」「下手だった」という美容院の問題ではありません。
「マーケティング」が問題なのです。
もっというと「お客さんがあなたの店にリピートする理由」がないからです。
じゃあ、どうしたらよいのでしょうか?
お客さんを固定客化するために一番大事なこと
お客さんに来店してもらうことも重要ですが、そのあとのお客さんとの関係性構築も大切なことです。
お客さんに
「髪を切るならこの店だな」
「脚やせならここ」
「マッサージならここ」
と思ってもらうことが重要なのです。
それが常連客になってもらうためのポイントです。
関係性構築と言っても、ただ世間話をしてお客さんと仲良くなればいいということではありません。
初めて来店してくれたお客さんに対しては、トークスクリプトを作成しておくことをオススメします。
・どんなことを話すのか?
・どんなことを聞くのか?
それをテンプレートにしてトークスクリプトを作成しておくんです。
そのテンプレートはどのようなものにするのか?
それは『専門性のある内容にする』ということです。
要は、美容院であれば「髪の専門家なんだな」と思ってもらうということです。
事前に聞きたいことをアンケート形式で書いてもらうという手法もあります。
スタッフがいればそれを共有することも大事です。
このことを頭に置いて、次からは具体的な方法をご紹介していきます。
サロン集客の3つの方法
まず、「新規客の集客」と「休眠客の集客」どちらがコストをかけずに集客できるでしょうか?
少し考えてみて下さい・・・
・・・
・・
・
答えは「休眠客の集客です」
あなたは、
『一度お店に来てくれて会話も弾んだしお見送りの時も笑顔で「また来ます」と言ってくれた。だから「また来てくれるだろう」』
と思ってはいませんか?
それで自分の中で想定している客数と現実の客数のギャップに落ち込み、集客ができない・・・となってしまうのです。
もちろん新規客も重要です。
しかし新規客は一度来てくれたお客さんに比べコントロールしにくいのです。
ですので今回ご紹介する内容は、リピートしてもらう方法が7割、新規客を獲得する方法が3割といった感じです。
その方法が次の3つです。
①DM・サンキューレターを送る(リピート集客)
②ニュースレターを送る(リピート集客)
③集客ブログを作成し情報を発信する(リピート集客+新規集客)
この3つを正しく行えば、集客に困ることはなくなります。
それではそれぞれ解説していきます。
①DM・サンキューレターを送る
DMとはダイレクトメールのことです。
そして、サンキューレターは来てくれたお礼に出すハガキです。
この辺りは、すでに取り入れている美容院も多いのではないでしょうか?
サンキューレターのポイントは、来店してくれたその日に書いて出すということです。
これは基本的に早い方が効果は高いです。
お客さんにもうハガキを送ってくれたの!?と思ってもらえ印象付けることができるからです。
小さなことですが、効果はありますのでぜひ実践してください。
内容は感謝の気持ちが伝えることができれば、どのような内容でも構いません。
しかし商品やサービスの売り込みの内容は基本的には避けた方が良いです。
DMですが、基本的に最後に来店してくれた日から一ヶ月以内に1通、それでも来店がなかったら一ヶ月ごとに計3回送ります。
内容は、
・お店のキャンペーンのお知らせ
・季節を感じさせるハガキ
・お得情報
などです。
ここでポイントですが、関係性ができているのであれば来店を促すような内容のDMを送っても構いません。
しかし関係性ができていない時にそのような内容のDMを送ることは避けた方が良いでしょう。
この段階では、関係性構築を優先させた方が良いです。
月に1回なんてしつこいのではないか?
と多くのオーナーは思いますが、お客さんはそれほど思っていないものです。
それにハガキがしつこいから行かないというお客さんはいません。
来ないお客さんはDMを送ろうが送らまいが来ませんので、DMが要因でお客さんを逃すということはありませんので気にせずに出してください。
②ニュースレターを送る
ニュースレターは関係性構築に最適なツールです。
美容院業界以外では取り入れられ成果をあげていますが、美容院でこれをしているところはなかなかありませんので取り入れると効果は絶大です。
内容ですが、お客さんにとって役に立つ美容情報を毎月作成し発信します。
何ページも書く必要はなくA4用紙1枚で大丈夫です。
手書きでも、パソコンでも構いません。
注意点ですが、ニュースレターで売り込みはしてはいけません。
あくまでお客さんに役に立つ情報を提供するということにフォーカスしましょう。
売り込みはしてはいけませんが、ちょっとしたサービスの紹介やお知らせはしても大丈夫です。
③集客ブログを作成し情報を発信する
今ではスマホが普及して、何か調べたりする時にはいつでも手軽に検索できるようになりました。
そして美容に関する情報などはスマホで得る、ということが多くなっています。
ですので集客用のブログを作成して、お客さんに役に立つ情報を提供していきます。
どのように集客するのかというと、例えば集客ブログからメールアドレスを登録してもらい、メルマガを発行することでお客さんとの関係性構築ができます。
さらに、検索エンジンで見つけてもらうことで新規客が自動的に取れるようになります。この集客ブログが24時間働く営業マンになるのです。
オススメのブログサービスはこちらに記載しています。
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サロン系で何を使ったら良いのか教えて!
という方は、このどちらかをお使いいただくと間違いありません。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
3つの方法をまとめると以下の通りです。
①DM・サンキューレターを送る(リピート集客)
②ニュースレターを送る(リピート集客)
③集客ブログを作成し情報を発信する(リピート集客+新規集客)
あなたのサロンはきちんとこの3つができていますでしょうか?
このような手法は、サロンできちんと実践しているところは少ないのが現状です。
経験上、この地味な作業を愚直にできる方が成功していきます。
しかし、安定的に売上をあげ成功しているところは必ずこのような『集客のしくみ』できているのです。
ぜひこの3つの集客方法を実践しサロン経営を成功させてくださいね!