「なぜその仕事をしているのか?」に対する明確な答えを持つべき理由
よく、「人や社会の役に立ちたいから私はこんなビジネスをしています」という人がいるんですがそれは嘘です。
いや、そりゃあもちろん僕も人の役に立ちたいですし、社会にとって有意義なビジネスをしたいと思っています。
しかし、
無償でそれができますか?
あるいは最低限の生活できる収入でそれができますか?
と問われると、
「それに見合った収入が欲しい」
と思うのではないでしょうか?
その時点で人や社会の役に立ちたいからビジネスをしている、というのは建前です。
もちろん100%建前だとは言うつもりもありません。
〇〇業界を変える!と言う熱い情熱を持ってビジネスをしている人もいますし、それは本当に思っていることでしょう。
しかし、その動機の根っこの部分は『自己保存』です。
これは、USJを再生させた森岡さんの著書にも買いてありますので興味ある方は読んでみると良いと思います。
あなたはなぜビジネスをしているのか?
ここで言いたいのは、自分の中で「なぜビジネスをしているのか?」ということを改めて考えて欲しいのです。
よくある会社の理念みたいに、
「社会に貢献する、人を豊かにする」ということをバカみたいに謳っていても、今の時代信用しませんし何も響きません。
自己啓発のセミナーや書籍の「人や世の中に役に立つことをしていれば収入は後からついてくる」みたいなことをそのまま真に受けている方もたまにいますが。
で、なんのためにビジネスをしているのかというと、稼ぎたいからあるいは自分自身のためじゃないですか?
僕はそうあるべきだと思いますし、そうじゃないと嘘だと思います。
そういうお前はなんでビジネスをしているんだ?と思われる方はこちらを読んでみてください。
お金は手段?目的?
『お金というモノは、それを稼ぐのが目的なのか、人生を豊かにする手段なのか?』
極論を言うと、どっちでも良いです。
ただ1つ気をつけていただきたいのは、自分が欲しい収入を決めておくことです。
そして、
- なぜその収入が欲しいのか?
- その収入を得るためにはどうすればよいのか?
と言うことを時間をとって考えてみてください。
この2つが自分の中でしっかり軸としてあれば、その収入を得るためにお金は手段か目的かということを特に考える必要はありませんよね。
この2つを決めておかないと上を見ればキリがありませんし「もっともっと」とお金を追い求めても心が豊かにならないと思います。
もちろんお金を払ってもらう人に良い商品・サービスを提供するということが大前提になりますけどね。
良い商品作成の考え方はこちらを参考にしてみてください。
お客さんに価値を提供しないと、つまりwin-winじゃないとビジネスとは言えません。
自分さえよければそれで良いという考えだと絶対にダメですし、そもそも絶対に長続きしません。
なぜビジネスをするのか?を設定する効果
『なぜビジネスをしているのか』ということを綺麗ごと抜きにして、突き詰めて考えてみてください。
そして、
- なぜその収入が欲しいのか?
- その収入を得るためにはどうすればよいのか?
を明確に設定することが重要です。
例えばですが、
- こんな生活がしたいから月に〇〇万円必要
- 年に5回は旅行に行きたいから〇〇◯万円必要
- 月に〇〇万円は貯金や投資に回したい
- 子どもや家族に月に〇〇万円使いたい
といった具体的な金額を設定することです。
そして、その収入を得るためにはいつまでにいくら売上をあげれば良いのか?いつまでにどんな行動をすれば良いのか?
ということを設定します。
綺麗ごと抜きの理由を設定することで、お客さんに価値を提供するんだ!というモチベーションや使命感、行動指針にもなります。
そうすることで結果的に、お客さんや社会のためになるんです。
なんども言いますが、お客さんに価値のある良い商品・サービスを提供していないとそもそもダメですので、まずは商品・サービスを見直してみることから始めましょう!
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