マルチタスクはダメというか、そもそも不可能。
マルチタスクという言葉はご存知だと思いますが、その意味って理解しているでしょうか?
マルチタスク (multitasking) とは、複数の作業を同時にもしくは短期間に並行して切り替えながら実行することをいう。引用:マルチタスク「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」
結論からいくと、マルチタスクはしてはいけません。
効率が悪くなるだけです。
そして、人間の脳にとってはマルチタスクはそもそも不可能と言わざるを得ません。
たまに、
「ビジネスはマルチタスクで展開して行こう!」とか
「マルチタスクは悪ではない、リスクを分散させるために必要なんだ!」
っていう主張をたまに見かけますけど、
それは、マルチタスクの意味を履き違えています。
それはマルチタスクではなくただの「多動」です。
マルチタスクの意味を理解していない人が多い。
もっとミクロ的な視点の話で、瞬間的な脳の処理のことなんですよね。例えば、
「中華も食べるし、イタリアンも食べる」
これってマルチタスクとは言わないですよね。「餃子とピザを一緒に口に入れる」
これがマルチタスクという事です。— 奥拓也 Takuya Oku (@takuyaok29) 2018年9月23日
一つのことに集中することが必要
ということで、マルチタスクはダメです。
成果を出したければ、目の前のことに集中する。
集中してかどうかのチェックポイントは、
時間を忘れているか?ということ。
ホントに1時間なんかあっという間で、10分くらいに感じます。
そんな感覚になっていたら集中していた証拠です。
そんな集中状態でした仕事は、良い仕事であると言えます。
脳がフロー状態に入っているので、良いものが生み出されるんですね。
フロー とは、人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。ゾーン、ピークエクスペリエンス、無我の境地、忘我状態とも呼ばれる。
フロー「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」
収益につながる本当に重要な行動を見つける
パレートの法則ってありますよね?
80:20の法則とも言われているあれです。
パレートの法則(パレートのほうそく)は、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した冪乗則。経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論。80:20の法則、ばらつきの法則とも呼ばれる。
要は、全体の80%の成果は20%の要素で構成されるということです。
例えば、こんなことです。
・ビジネスにおいて、売上の8割は全顧客の2割が生み出している。よって売上を伸ばすには顧客全員を対象としたサービスを行うよりも、2割の顧客に的を絞ったサービスを行う方が効率的である。
・商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している。
・仕事の成果の8割は、費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出している。
・故障の8割は、全部品のうち2割に原因がある。
・住民税の8割は、全住民のうち2割の富裕層が担っている。
・全体の20%が優れた設計ならば実用上80%の状況で優れた能力を発揮する。
ということは、重要な20%の仕事に集中すれば80%の成果が得られるということです。
あなたの20%を費やす仕事(クリティカルワーク)はなんでしょうか?
どんな仕事に20%を費やせばいいの?
重要な仕事って、どんな仕事でしょうか?
例えば、
- 集客の仕組みを構築する
- ステップメールをつくる
- 商品をつくる
- コンテンツをつくる
このようなことです。
要は成果に繋がる仕事で、
『これをやれば、あとの歯車は簡単に回っていく』
という仕事です。
その中ですべての方に共通して重要なことは、
『お客さんに刺さる商品を作る』
ということですね。
これが完成すると、後の歯車はスムーズに回ってきます。
これがクリティカルワークということです。
大事なのはこのクリティカルワークを毎日することです。
毎日の雑務や他の仕事に追われているのであれば、
これを1時間でも2時間でもスケジュールに組み込んで下さい。
さいごに
人の脳はコンピューターのように、同時に2つ以上のことはできないようになっています。
なので仕事をするときには、目の前の仕事に集中することが大事です。
じゃないと、効率は著しく落ちてしまうんですね。
そして、あなたのビジネスが回っていく重要な仕事は何か?
それを見つけたら、それを毎日スケジュールに組み込む。
これをしていきましょう。
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