売上アップの秘訣!『フロントエンド商品』と『バックエンド商品』を用意しよう!

こんにちは、奥です。
フロントエンドとバックエンドというのは、マーケティングを少しでも勉強した事がある方なら知っていると思いますが、
フロントエンド:お客さんに最初に提供する商品・サービス、見込み客を集める商品・サービス。低単価または無料。
バックエンド:利益を出す商品・サービス。比較すると高単価。
ということです。
あなたのビジネスは、フロントエンド商品・バックエンド商品はありますでしょうか?
一部の業種にだけ当てはまるものではなく、すべての業種で参考になる考え方ですのできちんと理解しておきましょう。
この記事では、フロントエンドとバックエンドという考え方を理解し、あなたのビジネスでも活用できるヒントをお伝えしていきます。
目次
なぜフロントエンドとバックエンドが必要なのか?
なぜこの2つの商品・サービスが必要なのか?というと、いきなり商品を購入してもらうのはお客さんにとってハードルが高いからです。
お客さんに商品を購入してもらうには、いくつかの壁を超えてもらわなければいけません。
例えば、
- 信用できるのか?
- メリットや価値があるのか?
- 損しないのか?
- 自分に合うのか?
- 品質・価格は?
- 効果は?
などなど、このようなハードルをクリアしてもらわなければいきなり数万円、数十万のものは購入してもらえません。
あなた自身も何か購入するときは、このような事を考えているのではないでしょうか?
そのハードルをクリアしてもらうための手段として、フロントエンド商品が必要なんです。
そして、フロントエンド商品ばかり売っていてもビジネスは成り立ちません。
そこで、本命の商品であるバックエンド商品で利益をとる、という事が必要になってきます。
フロントエンドはバックエンドに関係するものを!
本当に売りたいのはバックエンドです。
なので、フロントエンドはバックエンドの販売に繋がるような商品・サービスにしましょう。
見込み客を集めたいからといって、バックエンドに興味がない人を見込み客として集めても意味がありません。
例えば、住宅展示場に来てくれたらカニをあげます。みたいなキャンペーンをしても『カニ』が欲しい人が集まりその後の成約に結びつきにくいんです。
非常に効率が悪いセールスをすることになってしまいますよね。
これは、手段が目的になってしまっている事が原因です。
つまり、お客さんを集める事が目的になってしまっているということです。
フロントエンドはバックエンドに繋がるものにしてください。
このような考え方で、商品・サービスの構成を考えていきましょう。
フロントエンド・バックエンドの例
イメージを掴んでもらうため、具体的な例をいくつか見てみましょう。
他の業界の事例を、あなたの業界でも取り入れる事ができないかな?
ということを考えながらご覧ください。
共通して言えることは、フロントエンドでは利益を取ろうとしないということです。
- 『信頼関係の構築』
- 『お客さんに役に立つ情報を提供する』
ということにフォーカスしてください。
事例1:ダイエットトレーナー
●フロントエンド:無料体験、セミナー
●バックエンド:ダイエットプログラム
ダイエットトレーナーなど健康関係のトレーナーは、まずお客さんに体験してもらう事が重要ポイントです。
実際に体を動かしてもらい、そして続ける事でお客さんにどのような未来をて提供できるのか?
とう事をしっかり伝え、それに共感してもらえたお客さんにバックエンドであるダイエットプログラムを提供します。
事例2:コーチ・コンサルタント
●フロントエンド:無料レポートや書籍、セミナー
●バックエンド:コンサルティング契約
コーチ・コンサルタントなどの知識ビジネスは、レポートや書籍を通して、メールアドレスなどのお客さんの情報を獲得します。
そのメールアドレスに対して、ステップメールやLINE@で信頼関係を構築していきます。
その上で、コンサルティング契約やパッケージ商品を提案します。
事例3:ホームページ作成業者
●フロントエンド:売れるホームページのノウハウ
●バックエンド:ホームページ作成
ホームページ作成業者で、マーケティングを理解できているところは貴重です。
例えば、『ホームページ集客20のポイント』や『ホームページ無料診断』をフロントエンドで提供すれば、ホームページ集客したいお客さんが集まって来てくれます。
そこに対して、ホームページの作成をバックエンドとして提供します。
事例4:英会話教室・学習塾
●フロントエンド:10回分のパックを安価で提供
●バックエンド:本講座
無料体験学習は大手の英会話教室であれば大抵やってますよね。
これは、すべてのビジネスに言えることですが、最初のハードルを低くするということが重要です。
学習系は、「どんなものかよくわからない」から行動に移せないという人がほとんどです。
なので、最初のハードルを低くして「まず知ってもらう」という事が大切なポイントです。
事例5:税理士
●フロントエンド:資金調達や補助金相談
●バックエンド:顧問契約
税理士も弁護士も、資格をとれば安泰という時代ではなくなりましたよね。
士業の方もマーケティングの視点が必要になっています。
フロントで資金調達の専門家や補助金の専門家をアピールして見込み客を獲得し、信頼関係を構築します。
そして、その後の顧問契約に繋げます。
事例6:健康サプリメント
●フロントエンド:初回は無料または原価で販売
●バックエンド:定期購入
テレビや折り込み広告、インターネット広告でよく目にしませんでしょうか?
健康食品系や化粧品系は古くからこの手法が使われています。
なぜなら、『効果があるから』です。
このフロントエンド・バックエンドの概念がなければ、健康サプリメントの会社はここまで大きくすることはできなかったでしょう。
フロントエンドの作り方
ここでは、お客さんがあなたに一番最初に接触する商品・サービスをフロントエンドと定義します。
- ノウハウやお役立ち情報をまとめたレポート
- 電子書籍
- セミナー・勉強会
- 各種無料相談・単発コンサル
- 小冊子
- お試し
- メルマガ登録・LINE@登録
- 無料診断
- 体験会
このようなものがあります。
最初にも言いましたが、フロントエンドはバックエンドの販売に結びつくものでなければいけません。
手段が目的になってはいけないということです。
あくまでフロントエンドは、バックエンド商品を購入してもらえるお客さんを発見する手段ととらえて下さい。
基本的には、フロントエンド商品を一からわざわざ作る必要はありません。
『バックエンド商品の一部をフロントエンドで提供する』
このような考え方で大丈夫です。
ということは、商品・サービスはバックエンドから先に作っていくという事が基本になります。
バックエンドの作り方
このバックエンド商品から作っていきましょう。
バックエンド商品とは、あなたが売りたい利益が出る商品です。
つまりここで利益をとらなければビジネスは成り立ちません。
- コース、プログラム
- コンサルティング契約
- 講座、各種教室
- ホームページ
- 顧問契約
などなど、このような高単価の商品・サービスです。
あなたにとってバックエンドはなんでしょうか?
バックエンド商品の作り方ですが、それだけで本一冊書けるほどの内容になってしまいます。
こちらの無料講座でもお伝えしていますので、よかったらどうぞ。
→【お客さんに刺さる!売れるオリジナル商品作成講座】
なので、ここで詳しく説明することはしませんが、重要なポイントとあなたがやるべき事をお伝えしたいと思います。
あなたが問題解決したいお客さんの現在と理想の未来を設定する
1.あなたのお客さんいわゆるターゲット、ペルソナを決めて下さい。
これを決める事で、お客さんに刺さる商品・サービスを作る事ができるようになります。
逆に決めておかないと、途中で商品・サービスのメッセージがブレてしまいます。
2.そして、そのお客さんの現状と理想の未来をすべて書き出して下さい。
これがコンセプトの土台になります。
3.そのお客さんの現状と理想の未来を埋めるもの=価値となります。
つまり、そのギャップを埋めるものを商品・サービスとして提供してください。
この3つのポイントを押さえておくと、大きく外れることはないでしょう。
数十万円以上の高価格帯の商品・サービスを作るときには、必ずこの3つは押さえておきましょう。
まとめ
このフロントエンドとバックエンドの考え方は、必ずマスターして下さい。
ビジネスをうまく回すにはこの2つの商品を軸とした高収益ビジネスモデルの仕組みが必要になってきます。
最後にこの記事をまとめると、
フロントエンド:お客さんに最初に提供する商品・サービス、見込み客を集める商品・サービス。低単価または無料。
バックエンド:利益を出す商品・サービス。比較すると高単価。
・まずバックエンドをつくる
1.あなたのお客さんいわゆるターゲット、ペルソナを決める。
2.そして、そのお客さんの現状と理想の未来をすべて書き出す。
これがコンセプトの土台になる。
3.そのお客さんの現状と理想の未来を埋めるもの=価値となり、そのギャップを埋めるものを商品・サービスとして提供する。
・その次にフロントエンドをつくる
あくまでフロントエンドは、バックエンド商品を購入してもらえるお客さんを発見する手段
基本的には、フロントエンド商品を一からわざわざ作る必要はなく、
『バックエンド商品の一部をフロントエンドで提供する』
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