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【起業家必見】あなたは今どう動く?近い未来はこんな働き方になる!

 2018/06/15 ビジネスの心構え 雑記  

今、日本では働き方が変わろうとしています。

朝、車や電車で仕事に行き、夜遅く帰ってくる。

こんなスタイルで仕事をする人は少数派になり、将来的には会社という概念も無くなるか大きく変化するでしょう。

そして正社員・アルバイトという分類もなくなり、「雇うもの」と「雇われるもの」という主従関係も変化するでしょう。

そんなのほんとかなぁ?
信じられない!
現実的じゃないだろ!

と言う感想が少なからずお持ちではないかと思います。

 

しかし、考えてみてください。

現在、ほとんどの人がスマホを所有していてそれで電子決済ができたり、SNSで投稿したり、LINEのようなチャット形式のメールでやり取りしたり、そこから無料で電話ができたり・・・

15年前に誰がこんな未来を予想できたでしょうか?

誰も予想はできなかったはずです。

なので、15年後は今の常識では考えられないことが起こっているでしょう。

これはなにも僕が言っていることではなく、

働き方の未来 2035 – 厚生労働省

で政府が発表していることです。

あなたのような起業家・フリーランスは、これによると実はこれからの時代に合った働き方なのです。

 

この記事では、その『働き方の未来2035』に書いてある『働き方』の部分の要点をわかりやすくまとめました。

「こんな未来になるんだ!」と知っておいていただくことで、自分が今何をしていけば良いのか?ということのヒントにしてください。

2035年はこんな未来

2035年

少子高齢化社会

ご存知の通り、日本は超高齢社会に突入します。

労働力人口を増やさないといけないので、高齢者や女性の活躍、外 国人人材の受入が今からの課題です。

そのためには、必然的に今当たり前だと思われている働き方を変えなければなりません。

これからの 20 年、我々がどう考えどう行動するかにかかっ ていると言えます。

だからこそ、今すぐに我々は我々が目指すべき未来をしっかり考え、 そのためのステップを一つひとつ進んでいかなければならなりません。

ある将来予測では、情報通信業、医療・福祉、その他サービスのみが増加と予測され、その他の産業は軒並み減少します。

これから 2035 年に向けて、最先端技術を活用した効率化、 省力化が実現され、付加価値のある新たなサービスが生まれてこなければならないでしょう。

技術が進歩している!

これまで技術革新は経営や業務の効率化、ライフスタイルの進化に、継続的に貢献してきました。

新事業や新製品、新サービスが創出され、社会の課題を解決したり、利便性や生産性を向上させたりしただけでなく、コミュニケーションのあり方や働き方の多様性などに貢献していると言えます。

これからの未来も技術革新は進展いくことは目に見えていますよね。

したがって、働き方の未来を考えるということはその技術革新を前提に考えていくことが重要です。

処理速度の向上

これまで12 年周期で 1000倍の性能進化が起きています。

モバイル通信速度は1985年から30年で10000倍向上 しており、

・2020年には 5G 規格(現在は4Gですよね)で 10Gbps以上

・2035年には100Gbpsを上回る

と予想されています。

Gbpsという単位はよくわかりませんが、要は、

世界のほとんどの人々が高速なモバイル通信に接続される。

ということです。

ちなみに処理速度が向上するとどのような事ができるようになるのかというと、

例えばですが、3次元で映像を捉える事でより実体験に近い体験ができるようになったりします。

VR(仮想現実)・AR(拡張現実)・MR(複合現実)が発展し普及している

現在、VRやARは実用段階にあり、

  • 医療分野、教育分野や設計イメージの共有
  • 商品説明、試着など

で活用されています。

今後はさらに発展し、コンパクトな使いやすい形状に進化するとされています。

ARを用いたゲームもあり、盛り上がりをみせていることからそのインパクトの大きさを物語っています。

MRの進化は会議のあり方を大きく変え、遠隔にいる同僚があたかも同じ会議室にいるようになり、場所の制約やリアルなコミュニケーションとの区別もつかなくなります。

物理的な移動が高速かつ効率的に!

移動に関しては、自動運転や最適誘導によって渋滞が減少し、移動や物流の生産性は飛躍的に向上します。

新幹線や飛行機はさらに高速になるでしょう。

リニアの普及によって、主要都市間の移動時間が短縮され、住む場所や働く場所の選択肢が広がります。

目的地までの移動は最短時間、最小コストの最適解が予定表から自動的に提示されるとされています。

つまり、移動や距離の制約は現在より軽減されているということです。

 

AIの登場であなたの仕事が取られる!?

AIの登場によって、仕事が取られるという事が言われていますが本当にそうでしょうか?

AIが得意な仕事は?

AI が今後、使われるようになる分野は、

・広告、マーケティング

・教育や金融、医療

・法律、人事など

その他多岐に渡ります。

人間の仕事をすべて代替するのではなく、

・定型的な業務でかつ、多少の間違いが許されるような業務

に関しては代替されるが、それ以外は人間を支援するという形で使われることになる。

 

代替可能性の高い仕事としては、

・専門的な知識を必要とするが定型的な業務で、

・認識や動作の習熟を必要とするものの大域的な判断を必要としないような仕事

に関しては、AIがその役割を果たすでしょう。

しかし、人間にしかできない新しいタイプの仕事が出現してくるはずです。

それは主に人間の人間性に基づくような仕事であると考えられるでしょう。

例えば、コンテンツを作る技術をAIが自動でしたとしても、それが本当に面白いかどうかを判定するのは人間しかできません。

人間の人間性に基づくような価値評価 (面白いかどうか、美しいかどうか、おいしいかどうか、善か悪か等)というものは単純な原理に基づいて工学的に再現できる類のものではありません。

したがって人間が行う必要性があり、新しい仕事の形態になりえると言えるでしょう。

 

私たちのこれからの働き方とは?

これからの働き方

ここからが本題の私たちのこれからの働き方です。

このような未来を踏まえてどのような働き方になっていくのか?

ということをご紹介したいと思います。

 

時間や場所にしばられない

働く場所に制約がなくなり、いつでもどこでも仕事ができるようになります。

インターネットやモバイルがなかった時代には、多くの人が同じ部屋に同時に集まり、一緒に仕事をしなければ、ほとんどの作業が進みませんでした。

しかし、現在では情報技術が大きく進展し、違う空間にいても、ネットを通じて コミュニケーションをすることができ、共同作業をすることができます。

また、同時刻に作業をしなくても、ネットワーク上に作業の記録を残しておくことができます。

こうした流れは2035年に向けてさらに進んでいきます。

そして、

  • 自分の意思で働く場所と時間を選べる時代
  • 自分のライフスタイルが自分で選べる時代

になっているでしょう。

そのことによって、働いた「時間」だけで報酬を決めるのではなくより一層「成果」にフォーカスされるようになります。

同じ空間で同時刻に共同作業することが必要だった時代は、そこに実際にいる「時間」が基本的に評価指標でした。

しかし技術確信によりその制約がなくなることで「成果」が評価指標になることはごく事前なことであり、それが本来あるべき姿だと思いませんか?

その結果として、不必要な長時間労働はなくなりますよね。

 

仕事がやりがいのあるものに!

2035 年には「働く」という活動は、単にお金を得るためではなく、

  • 社会への貢献
  • 周りの人との助け合い
  • 地域との共生
  • 自己の充実感

などの目的をもって行動することも包摂する社会になっています。

誰かを働かせる、誰かに働かされるという関係ではありません。

  • 共に支え合う
  • それぞれが自分の得意なことを発揮できる
  • 生き生きとした活動ができる

というように、どんな人でも活躍の場がある社会になっていると予想されます。

自立した個人が自律的にいろんなスタイルで働くことが求められます。

つまり「働く」ということの定義、意義、価値観が大きく変わります。

そのためには、必要な能力開発や教育が、どの世代に対しても行われ、社会貢献も含め、多様な自己実現の場が提供されていかなければなりません。

 

「会社」という組織の常識が変わる

自立した自由な働き方が増えることで、企業もそうした働き方に対応する柔軟な組織体になっていかなければいけません。

物理的に空間と時間を共有することが重要な時代の会社は、

  • 企業がひとつの国家のような存在
  • コミュニティのような存在

のような位置づけです。

2035年にはそのような会社は少数派になっ ているとされています。

そうした企業の変化が、さらに人々の働き方をより自由で柔軟なものに変えていきます。

2035年の企業は、このような組織体になっていると予想されています。

  • ミッションや目的が明確なプロジェクトの塊となる
  • 多くの人は、プロジェクト期間内はその企業に所属し、プロジ ェクトが終了すると別の企業に所属する

というように、人が事業内容やプロジェクトの変化に合わせ、企業の内外を移動する形になっていくということです。

その結果、企 業組織の内と外との垣根は曖昧になり、「正社員」の ようなスタイルは変化を迫られる。

その結果、企業に所属する期間の長短や雇用保障の有無等によって「正社員」や「非正規社員」の区分は意味を持たなくなるとされています。

 

生活におけるコミュニティの重要度が増す

個人の働き方が大きく変わることで、『コミュニティ』のあり方にも大きな変化をもたらします。

これまで企業は、単に働く場を提供するという機能にとどまらず、ひとつの国家、あるいはコミュニティ、家族のような役割を担ってきました。

しかしこれからの「自立した個人」が「多様な価値観」をもって自由に働く社会では、働く人の企業への関わりは薄れていきます。

したがって、これまで企業が担ってきたコミュニティの役割にかわるものが生まれてくるでしょう。

例えば、生活を重視する流れが強まれば、実際に住んでいる地域コミュニティの役割が再び重要になってくる可能性もあります。

そして地域コミュニティでの相互扶助などが働く人を支えることもあり得ます。

そして一方で、SNS などを利用したバーチャルなコミュニティが一段と重要な位置を占めるようになっているのは間違いありません。

そして同じ企業で働いているという意識同じ職種や専門領域で働いているという意識に変化します。

その中で、SNSなどでコミュニティを作っていくことになるでしょう。

 

まとめ

いかがでしょうか?

ポイントをまとめると・・・

『少子高齢化・技術革新・AIの発達』によって仕事・働き方が大きく変化する

→そのことにより、
・時間や場所に縛られなくなり、働くスタイルが選択可能になる。

・多くの仕事がよりやりがいのあるものになる。

・会社という組織体が変化する。

というように「働く」とうことに関して新たな価値観がうまれる。

とうことです。

冒頭申し上げた通り、10年後20年後の未来なんて予測不可能です。

しかし、このまま技術革新が進めば確かにこんな未来になるな、と腑に落ちるものではなかったでしょうか?

先日、テレビで医療に仮想現実を取り入れて手術をしているところを見ました。

さらにセンサー技術などを取り入れ、遠くにいながらでも手術ができるようになるみたいです。

このような事が現実化しているところもあるのです。

 

インターネットがこの世に登場し、私たちのライフスタイルや働き方・価値観が変わったように、このAIなどの技術革新によってまたもう一段階私たちのライフスタイル・働き方・価値観が変わっていきそうですね。

この未来に向けてあなたは今何をすべきでしょうか?

一度、時間をとって考える価値のあるテーマだと思います。

参考資料:『働き方の未来 2035』 厚生労働省

 

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